精密根管治療の症例

【症例】抜髄(初回根管治療)精密根管治療 ~虫歯治療後に不可逆性歯髄炎に罹患した症例~

【症例】虫歯治療後の痛み、精密根管治療(抜髄)_術前術後の比較メイン画像|目白マリア歯科

治療概要

治療内容 抜髄(初回根管治療)|精密根管治療 期間 2回(経過観察は含まない)
治療回数 精密根管治療2回 費用 181,500円(税込 支台築造処置を含む)

治療前の状態・主訴

  • 【症例】虫歯治療後の痛み、精密根管治療(抜髄)_術前のレントゲン画像|目白マリア歯科 レントゲン画像1
  • 【症例】虫歯治療後の痛み、精密根管治療(抜髄)_術前のレントゲン画像、虫歯処置の箇所マーク|目白マリア歯科 レントゲン画像2

症例の患者様は、ご来院2週間前に右上の虫歯の処置後、急に歯が痛くなったことを主訴に当院に来院されました。

右上6番(レントゲン写真2:赤丸部位)には歯髄に隣接した歯科材料が確認でき、前回の治療の虫歯の大きさがわかります。

来院当日は自発痛(何もしなくてもズキズキする痛み)に加え、過度の持続する冷水痛(冷たいものに対する痛み)と温熱痛(温かいものに対する痛み)が確認できたことから不可逆性歯髄炎と診断しました。

治療詳細

  • 【症例】虫歯治療後の痛み、精密根管治療(抜髄)_治療中の炎症性出血画像|目白マリア歯科 画像1
  • 画像2

深い浸潤麻酔をおこない痛みを取り除いた後、ラバーダム装着下にて根管治療を開始しました。

歯髄に達すると画像1のように赤い炎症性の出血が確認されました。

通法の根管治療をおこなったところ、治療前に訴えていた痛みは処置後の夜には無くなったとのことです。

治療後の様子

  • 【症例】虫歯治療後の痛み、精密根管治療(抜髄)_治療後のレントゲン画像|目白マリア歯科

2回目の治療にて根管充填、支台築造処置まで終了しました。

2回目の治療開始時(1回目の治療から1週間経過後)には痛みは完全に消失していました。今後仮歯を製作し、問題がなければ最終補綴処置(被せもの)の製作に移行します。

3ヶ月後、1年後と今後決められた期間経過観察をおこなっていく予定です。

主な副作用・リスク

・治療計画は口腔内、歯牙の状況により変更する場合があります。

・精密根管治療は全て自費治療になります。

・当院の補綴処置5年間の保証は3ヶ月〜6ヶ月の定期的なメインテナンス、定期検診に来院されていない場合は適応されません。

・根管治療に予後不良が確認された場合は、歯根端切除術を行う必要があります。

<虫歯治療の後の強い痛みは虫歯治療による歯髄の細菌感染かもしれません。精密根管治療で再治療の可能性を極力低くすることが大切です>

【症例】虫歯治療後の痛み、精密根管治療(抜髄)_術前術後の比較画像|目白マリア歯科

今回の症例のように虫歯治療によって歯髄へ細菌が感染することは珍しくはありません。

的確な診査、診断のもと根管治療を余儀なくされた場合、次に重要なのは質の高い根管治療をおこなうことで、再治療の可能性を極力低くすることです。

精密根管治療をおこなった場合の歯髄炎の成功率は90%以上です。そのため将来的に再度治療をおこなう可能性を低くすることが可能となります。この成功率というのは決して痛みをとることではなく、将来的な根の病気の罹患率のことを指します。

歯髄炎の場合、歯髄を除去してしまえばよほどの悪い環境で治療しない限り痛みは取り除かれることがほとんどです。なぜならば、痛みを誘発している炎症が起こっているのは歯髄だからです。

しかし、ラバーダムを使わない環境や、設備が充分でない環境での治療では、治療中に細菌を根管内に流入させてしまうことになり、将来的に根尖性歯周炎という新たな病気を作っているにすぎません。

 

下記のページもご参照ください。

● 目白マリア歯科|診療メニュー|根管治療・歯内療法
● 目白マリア歯科|精密根管治療 症例一覧
● 目白マリア歯科|精密根管治療

 


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院長 宮澤 仁

院長宮澤 仁Miyazawa Jin

専門分野
  • ・根管治療
所属
  • ・アメリカ歯内療法学会
  • ・日本歯内療法学会

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