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【症例】抜歯を宣告された歯を外科的根管治療「歯根端切除術」で保存

0720症例外科的根管治療「歯根端切除術」治療前の画像

  • 投稿日:2019.07.20
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治療概要

治療内容 歯根端切除術 期間 1ヶ月(精密根管治療後2週間後に外科処置を行った)
治療回数 1回(他、抜糸、術後3ヶ月後、1年後の経過観察等を除く) 費用 5万円(税別)※当院にて精密根管治療後2年内

治療前の状態・主訴

  • 0720症例外科的根管治療「歯根端切除術」治療前の画像

大学病院にて数回の根管治療を行うも治癒が確認できず、歯根破折と診断され抜歯を宣告されたが、患者様は抜歯する前に専門医での治療をご希望され来院した。

治療詳細

  • 0720症例外科的根管治療「歯根端切除術」治療中画像見逃し根管

CT断層撮影により、右下5番と6番の近心根の病変がつながっていることが確認されていたため、今回の手術は右下5番と6番の近心根に対して歯根端切除術を行った。
手術を開始したところ、右下5番根尖頬側に見逃し根管(手のつけられていない根管)を確認し、通法通り、根尖側3mmを切断し、逆根管形成後MTAにて逆根管充填を行った。

治療後の様子

  • 0720症例外科的根管治療「歯根端切除術」治療直後のレントゲン写真
  • 0720症例外科的根管治療「歯根端切除術」治療後3ヶ月のレントゲン写真
  • 0720症例外科的根管治療「歯根端切除術」治療後3ヶ月の口腔内写真

経過3ヶ月後、歯肉の腫れや痛みは消失し、同時に術前より見られていた右下4番、5番の歯周ポケットも改善したのを確認。
また、手術直後のレントゲン写真から比較すると、術後3ヶ月のレントゲン写真では順調に骨が作られていることが確認できる。
今後、最終補綴に移行し1年後の経過観察を行う予定。

主な副作用・リスク

歯根端切除術により、歯の動揺が生じる場合があります。
こうした根の病気のトラブルは治療が難しく、治療回数が多いことが一般的です。
下歯槽神経を損傷した場合、顔面に知覚麻痺が生じる場合があります。
術中に予期せぬ歯根破折が確認された場合、処置は中止させていただくことがございます。

歯を残したい、抜歯したくない方はご相談ください_抜歯一歩手前で歯を残す治療法「歯根端切除術」

今回の症例は、大学病院で歯根破折の為抜歯を宣告された患者様が歯根端切除術で歯を保存できた事例をご紹介しました。

0720症例外科的根管治療「歯根端切除術」Before After

歯内療法外科(歯根端切除術)の選択を行うことで難治性の根管治療も少ない来院回数、時間で治療を行うことが可能になります。

この症例は右下4番、5番に限局的な歯周ポケットを確認し、原因の歯がどこであるのかを特定するのが困難でした。 当院では右下4番の歯髄反応は正常と判断し、CT撮影などの診査の結果、右下5番6番の精密根管治療が必要であったため治療を実施しました。 しかしながら、精密根管治療終了後にも引続き瘻孔(膿の排出)が確認でき、根尖性歯周炎は治癒には至らず歯内療法外科を行う必要があると判断しました。

これは、HPにも記載があるように(診療メニュー|根管治療)、根管内の形態は非常に複雑で人間が根管治療で行える処置には限界があるためです。 こういった場合は、引続き歯内療法外科(歯根端切除術)を行うことで根尖性歯周炎の治療を行う必要があります。

今回は当院で、歯内療法外科(歯根端切除術)を行うことで、歯牙保存に成功した症例を紹介しました。 他院で抜歯を宣告された患者様も、一度目白マリア歯科にご相談いただき、検査を受けて頂ければと思います。




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